ネイルと爪のケア
爪のお手入れとネイル
手や爪のお手入れは、できるだけまめに行いたいものです。でも、忙しい日々の中で頻繁に行なうのは、なかなか難しいですよね。毎日の生活の中でちょっとしたことに気を配ることで、手指へのダメージはぐんと減らすためのヒントを紹介します。
酷使される爪
手や指は、私たちが生活するうえで最も頻繁に動かす部分です。考えてもみてください。朝起きてから夜寝るまでの間に、指を動かさない瞬間などありますか？ 指を動かす度に、その先端にある爪は何らかの衝撃を受けています。ダメージによって折れたり割れたり、爪がアクシデントに見舞われることもしばしばです。
ネイルカラーを美しくキープ
せっかく塗ったネイルカラーを、いつまでも美しくキープするにはどうすればいいのでしょう。
ネイルカラーを厚めに塗れば、ある程度はダメージを防げるかもしれませんが、厚ぼったいネイルは決してきれいなものではありません。
ご自分の手作業をチェック
そこで、提案したいのがライフスタイルの見直しです。手を使って作業をする時、爪に余計な刺激を与えていませんか？
間違ったライフスタイルによって、ネイルカラーがはげるケースは、私たちの調査によれば、なんと全体の7～8割にのぼります。
ほんの少し気を配る
これまでの自分の手や爪先の使い方を見直し、ほんの少し気を配るだけで、手や爪は今よりももっと美しくキープできるものなのです。
手先の動かし方をチェック
パソコンのキーに爪があたっていませんか？
たとえば、パソコンを使っている時、カチカチと爪の先端でキーを叩いていませんか？ スポンジやボディタオルで体を洗う時、爪をたてて乱暴にスポンジをつかんだりしていませんか？
これではいくらトップコートをエッジまで塗ってもすぐにはげたり、爪自体が弱くなって割れてしまいます。
服を着るとき
服を着る時や、ドアを開ける時も同じ。これは日常生活の中のあらゆるシーンでいえることです。爪先が何かに当たる作業をする場合は、爪へのダメージを極力減らすようにすることが第一なのです。
指の腹を使う
爪先を守りたいなら指先はなるべく使わずに、指の腹を駆使するのが最大のポイントといえるでしょう。爪への負担を減らせば、爪へのダメージも軽減できます。
鞄の中の物を取り出すとき
また、鞄の中の物を取り出す時、鞄の中に乱暴に手を突っ込んだりしていませんか？
これでは、指先の甘皮部分や手の甲の皮膚が必要以上に鞄とこすれてしまい、ガサガサになる原因になります。
せっかく念入りにお手入れしても、日ごろの手指の動かし方が雑だと、ケアの成果が半減してしまう、ということもあるのです。
爪の長さもポイント
また、爪を長く伸ばさなければネイルができない、などということはありません。自分の生活に合った爪の長さにすることも大切です。
手の使い方次第でエレガントに
手や指先をていねいに動かすことは、手や爪のダメージを減らすだけでなく、その人の雰囲気や立ち居振る舞いに、エレガントな印象を与えることにもなります。
ていねいな動きは綺麗に見える
勢いよく物をつかむのと、やさしくそっと物を持ち上げるのと、どちらがきれいに見えるでしょうか。美しくキープされた手やネイルとともに、年齢に合った落ち着いた雰囲気が醸し出せたら素敵ですね。
